ホワイトニング

ホワイトニングは、歯の表面の黄ばみや変色を
ホワイトニング剤を用いて歯を白くする方法です

歯を削ったり、麻酔をすることなく歯を輝くように白くすることです。
当院で採用しているホワイトニングの方法は、歯の表面に付着した色素のみを落とすのでなく、歯自体を白くしていくものです。歯の表面を傷つけることなく歯の中にある色素を分解して歯の明るさを上げて白くしていきます。ご自宅で行うホームホワイトニングと、歯科医院で行うホワイトニングの二通りの方法をご用意しております。
きれいな歯は、口元を明るくし自然と笑顔に自信が持てるようになります。歯の色でお困りの時はいつでも御相談ください。

歯のホワイトニング方法には何種かありますが、どの方法でも液状もしくはジェル状の薬剤を歯に塗布して行うことが多いです。その中でも特に自宅で、専用マウストレイを製作してそのトレーの中に薬剤を塗布して歯を白くしていく方法をホームホワイトニング法と申します。

● 歯が白くなる理由は・・・

なぜ歯が白く見えるようになるのかといえば１つはマスキング効果によるものです。それは、ホワイトニング薬剤が化学反応を起こすと着色の原因である歯の表面の有機物質を分解し、また表面構造を変化させ光が乱反射するようになることにより歯の色を濃くみせている象牙質の色を目立たなくして歯を白く見せています。

もう１つは浸透効果によるもので、これは薬剤がエナメル質内に拡散・浸透した後に象牙質まで到達し、その中の象牙細管と呼ばれる無数の管の中の有機物質を分解することで漂白作用を発揮するものです。この二つの作用により歯は白くなりますが、特に長期間高い効果を持続させるには浸透効果を利用するほうが効果が高いといわれています。 よって、当院ではこの効果を長期間発揮させるのに有利なホームホワイトニング法をお勧めしています。

● ホワイトニングの薬剤は危険なのでは？！

ホワイトニングの薬剤は歯や体に悪影響があるのではないかと心配されますが、アメリカや日本の多くの大学や研究機関から安全性に関する報告が出されております。使用方法を正しく行っていれば安全性に問題はありません。

歯を白くする方法は主に歯の表面に歯を白くするための薬剤を用いますが、このウォーキングブリーチ法は薬剤を直接歯の中へ塗布して歯を白くする方法です。
それは、歯が何らかの原因で歯の神経（神経血管組織（歯髄））が死んでしまった（壊死した）場合に、その血管内の血液中のたんぱく質が歯髄（神経）の中で分解して着色物質へと変化します。そのために神経が死んだ歯は黒ずんで見えます。このような歯は、歯の表面に薬剤を作用させてもなかなか白くはなりません。

そこで、まず歯の中の神経があった部分をきれいに掃除しそれから歯の中（神経血管組織のあった部分（歯冠部））に直接薬剤を詰めます。そうすることで、薬剤は歯の内側から浸透し着色物質を分解して歯を白くすることができます。（歯に詰め物がされている場合は、その色は変わりません。）
もし、お口の中に１～２本だけ色の違う歯（むし歯ではなく）がありましたら歯の神経が死んでいる可能性もありますのでいつでも御相談ください。

ホームホワイトング法

治療前

治療後

ホームホワイトング法-2

治療前

治療後

ウォーキングブリーチ法

治療前

治療後

ウォーキングブリーチ法-2

治療前

治療後